診療案内(2)

  • 透析液清浄化
  • オンラインHDF
  • 長時間透析
  • シャント超音波検査
  • 個室透析
  • 下肢末梢動脈検査
  • 送迎

透析液清浄化

 血液透析に使用される透析液の量は、一人の患者さんに1回120L以上が必要となります。

その大量の透析液は、ダイアライザの膜を介して血液と接触し、血中の老廃物除去や電解質の補正を行っています。

その透析液は、血液と接触をするため綺麗な状態が必須であり、体に有害な菌や物質が含まれていると、血圧の低下や発熱、悪寒などの症状が出現します。

そのため当院では、透析液を作製する装置の選定から不純物を除去するフィルタ、消毒や洗浄方法、定期的な透析液の検査など透析液の管理や基準及び意識を高めて行っています。

オンラインHDF

 血液透析の種類には、体に水分を補いながら透析をすることにより、通常の血液透析では除去しにくい物質を取り除く血液透析濾過(HDF)という療法があります。

従来のHDF療法では、補う水分の量が10L以下と少量でしたが、近年、透析液の清浄化及び透析装置の進歩により、現在では70L前後まで可能になりました(オンラインHDF)。

そのことにより従来の透析では難しいとされていた、関節痛、痒み、ムズムズ感などの不定愁訴の軽減や長期合併症原因物質の除去などが報告されています。

当院でも患者さんに日々の生活を健やかにすごして頂くため、オンライン透析を取り入れ行っています。

長時間透析

 血液中の老廃物の除去量を増やすためには、透析液と接触する時間を増やすことが必要です。

そのため、透析の時間を基準とされてきた4時間前後から長くしていく方法が注目されています。

また、透析時間を長くすることは、除水や電解質の補正が緩やかに達成できるので、短時間の透析と比較し患者さんの体への負担が軽減される効果も期待できます。

当院では、患者さんと相談しながら長時間透析を積極的に推奨していきます。

シャント超音波検査

 血液を体の外へ取り出すために作製されたシャントは、血液透析にとって必要不可欠なものであります。

しかしシャントは、人工的に作られた血液の流れのため、発達していく過程で血管の狭窄や閉塞、瘤形成などの合併症を生じる可能性があります。

そのため、日常からシャントを管理していくことは重要な課題となります。当院では、臨床検査技師が超音波診断装置を用いて定期的に血管評価を行い、血管合併症の早期発見に取り組んでいます。

個室透析

 近年、透析治療中のプライバシーは、重要視されており、当院でも快適な時間を過ごして頂けるよう個室をご用意しております。

各個室には、トイレ、Wi-Fi、テレビなどの無料設備が備わっており、ゆったりとくつろぎながらの透析治療が可能となっています。

また、透析治療中の安全面についても各個室出入口に外部表示灯の設置、ナースセンターへの警報盤設置、透析支援システムからの監視、定期的なスタッフ巡回などの体制を整えております。

下肢末梢動脈検査

 末梢動脈疾患は、足の動脈に硬化が起こり、下肢の血液の流れが悪くなる病気で、重症化すると歩行が出来なくなる可能性があります。

そのため末梢動脈疾患は、早期発見が重要となります。

当院では、定期的に下肢動脈疾患検査を行い、異常が発見された場合には血行再建が可能な病院へ紹介しております。

送迎

 当院では、患者さんやご家族の身体的及び経済的負担を軽減するため、ご自宅からクリニックまでの無料送迎サービスを行っており、送迎エリア及び時間についても相談しながら行っております。

また、シャントトラブル等で当院にてVA治療を受けられる患者さんにも、送迎サービスを行っています。